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しばらくの間,私は腕をつかまれたままで沈黙が続いた…
美菜音:「あ…あの…えーと…あ!!名前教えて貰えないですか[?]」
沈黙が耐えきれなくなって私は彼の方を振り返った
そしたら急に
男の子:「あ!!!コッチ見ちゃダメですよ!!俺,泣きまくってダサイ顔ですから…ぁあ…なんでこんなに女々しいなんだろぉ……顔洗ってきます」
そう言ってまたお風呂場に行ってしまった―
名前…知りたいんだけどなぁ―
今は彼の事をもっと…もっと知りたくて,誰よりも近くにいたいと思ってしまう―
私はお風呂場のドアをジィーと見つめて彼が出て来るのを待った
するとドアがゆっくりと開いて彼の顔だけがヒョコっと出てきた
男の子:「俺の顔フツー[?]目が赤くなってたりしない[?]」
それを聞いた瞬間,また自分の顔が熱くなってくのが分かった
可愛いなぁー❤❤そぉ思っちゃった
美菜音:「大丈夫ですよ!!フツーです」
私がそう言うと「良かったぁ」と彼は言いながらお風呂場から出てきて私の隣りに座った
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