出会い

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        あの日から私はいつでも上の空…         頭の中にはあの男の子の姿ばっかり映し出されていた…     あの日からもう一週間…今日の講義も窓の外をボーと眺めて上の空…       ??:「あー最悪!!朝から雨だと気分も落ちるよー…って美菜音…今日も上の空[?]話聞いてる[?]」     この私に話かけてくれてるのが親友の加川朝海(カガワトモミ)。付き合って5年の彼氏がいて,見た目は古着っ子って感じだけど結構,中身は大人な意見を持ってるコなんだ🎵       美菜音:「そーだねー…今日,雨ザアザアだよね…」       私はまだ上の空だった…      朝海:「ちょっと!!!あんたさぁ…いつまでも見知らぬ男のことなんて考えてないでさぁ…忘れちゃいなよ」         美菜音:「ぇえ!!…か…考えてないよー…ただ…ボーとしてただけ…アハハ…」     朝海:「ぢゃぁ,なんでそんなに顔真っ赤なわけぇ[?]キョドってるし…」     私はバッグから鏡を取り出して自分の顔を見ると余計,真っ赤になってしまった…     美菜音:「…本当に真っ赤だ…」       朝海:「美菜音のタイプだった人って言うのは分かったけど…でもさ,もう会えないかもしれないんだよ[?]忘れてた方がイイよ」       美菜音:「うん…そうだよね」     いつの間にか私は名も知らない人に恋をしてしまったの…どうにかして自分に「このドキドキは気のせいだ」と言い聞かせてたけど,そう思えば思うほど「想い」が強くなっちゃって…     叶わぬ恋だよね…    
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