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朝海:「じゃあまた明日ねー美菜音ー!!!いつまでも上の空でいると事故るからねぇー」
美菜音:「うん…大丈夫!!ばいばぁい」
そう言って学校を後にした
相変わらず,雨は大降りで駅までの距離が遠く感じるけど,私は雨は嫌いじゃない…なんだか安心するんだよね
そんなことを思いながら傘をクルクル回しながら駅まで歩いて行った
駅にようやく着いて…
私は不思議と目から涙が溢れた…――
屋根がナイ駅の外で……
私が今…一番会いたい人がずぶ濡れで立っていた…
勝手に「運命」だととか思っちゃった
私を待ってるはずないのにね
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