第一部~勇者の道~

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俺は待ち遠しくなり走って帰って行った。 「届いてるといいな」 胸を踊らせ期待に膨らんだ。 「ただいま! 母さん手紙は―?」 帰ると直ぐ家に駆け上がりリビングに向かった。母さんはソファ―で昼ドラを見ていた。 「おかえり。 テーブルの上に置いといたわよ」 俺は心臓がはち切れそうだった。手紙が来たって事は当選したんじゃ……。 テーブルの上に手紙があり取ってみると……。 『竹中大輝様』 と丁寧に書かれてあった。 俺はまず、深呼吸をし恐る恐る読んだ。
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