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「はい！終わりですよ！鉛筆机に置いて、後ろの人番号順に集めてきてください」
俺は立ち上がり解答用紙と問題用紙を回収していった。
この役に回ると一つ特権が与えられる。
それは……。
他の人の解答用紙を見て自分の答えが合っているかどうかを確認が出来る特権だ。
他の後ろの奴等は全く気付いていない。
特権が与えられているのに……。
俺は優越感を感じた。
前の奴等の答えを見たが、全く俺と同じの解答が無かった。
「起立！」
学級委員が号令をする。
「よし！みな、お疲れ様でした」
「礼！」
「ありがとうございました」
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