[お坊さん]

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案の定皆には見えなくて、その僕の行動を見てか、他の皆はN君と僕を残し怖くなったのか叫びながら逃げていきました。(薄情なやつら)と思いながらも、お坊さんに反応は無く、ただじっと墓の上に座ってたので、イチカバチかで墓の方に行きました!すると墓の上に登る時ほんの一瞬目を離しただけなのに、そこには誰もいませんでした。…というか、人の気配さえ無く、墓の上は冷たく、座ってた形跡なんてみじんもありませんでした。春先の真っ昼間の出来事だけに僕はしばらくボーっとしてました。夢なんじゃないかと思いN君と互いにほっぺをツネッたくらいの不思議な出来事でした。その出来事以来、墓の近くでのオニカクはやらなくなりました。不思議な出来事は、当時の小学校三年~四年、の時が一番多かった時期なので、この話はその時のほんの一部。常識では説明できない数々の『実体験』それはやがてシンクロ~同調~に繋がる道しるべだったのかもしれない…
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