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心臓が停まったまま運ばれて、それきり姫がどうなったのか、何も分からない。
姫は今何をされてるの⁉
姫はまだ息をしてないの⁉
どうなってるの⁉
何もできない…
何もしてやれない…
自分の無力さに、余計に涙が溢れた。
そんな事を考えていたら、母が…
『○○に電話しておいで』
そうだ‼パパに連絡しなくちゃ‼
そんな当たり前の事を忘れていた。
いや忘れていた訳では無い…私の頭の中は姫の事で、いっぱいだった。
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