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「じゃあ、7時半にウチに来てね~。霰ちゃんもね。」
って言って一方的に電話を切られた。
俺は霰に伝えると、喜んで行くと返事した。
「あんまり遅くなるんじゃないよ?」
母さんが俺達に言った。
「わかってる」
時間を見ると、7時ちょうど。
霰は後片付けを手伝っている。
「さて、苦手な英語でも教えてもらうか…」
明日のテストは英語と地理、そして歴史だった。
俺は勉強道具を鞄に詰め、準備を始めた。
「雫には負けられねぇ…」
俺は気合いを入れた。
「霰~、そろそろ行くぞ~」
俺は霰を呼んだ。
霰は既に準備を完了し、今か今かと待っていた。
母さんに「行ってくる」と告げ、雫の家に向かった。
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