vol.5

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「…………であるから作者は…………」 (ヤバイ… 意味分かんない、このオッサンなに言ってんだよ?) 冷や汗タラタラで俺は固まっていた。 正直ここまで言ってることがわからないとは…… ショックを受けてる俺を見て奈菜は必死に笑いを押し殺していた。 「大丈夫よ。 秋葉には私が授業内容教えてあげるから。 アンタもあの友達に頼んどいた方がいいんじゃない?」 それはお言葉に甘えた方が良さそうだ…… 「うん、よろしく頼むよ。 勇馬にメールしとくよ。 ありがとう」 「べ、別に」 感謝されたのに照れているのかぶっきらぼうな返事だった。 (奈菜ちゃんも結構可愛いよな、俺は秋葉の方が好みだけど) 安心した俺はくだらない妄想しながら、外を眺めていた。
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