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私は祖父が亡くなって、知的施設を離れる決心をした。
悔いは計り知れない。
退職願いを提出し、12月17日、知的障害者更正施設を去った。
しかし、私は更なる悪夢を体験する事となる。
仕事を辞めてからも続いた嫌がらせ電話…
仕事を辞めてからも消えなかった噂…
その噂を聞いて…数人の友達も消えた。
私を支えてくれたのは家族と富士原さんと芳田さんだった。
嫌がらせ電話が来る度に起きる過呼吸発作…
笑顔が消えた私。
私が眠剤で眠った後に、息をしているか確認しにくる母。
家族が私のせいで苦労し、泣いている。
私はいない方が皆幸せになれる。
そう思ったから…
私は冬の荒れた海に行った。
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