小さな力

悲劇

「何故…こんな辛い思いをしなきゃいけないんだ…」 俺達が存在するこの世界ではもう何百年と戦争が続いてる。今から数百年前、一つの隕石がこの星に落ちた。その隕石には、そんなに大きくないのに放射能をとんでもなく持っていて、奇形児が産まれたり植物の突然変異などがかなりの勢いで増えていった。そして遺伝子の突然変異で俺達のような… そう俺達は普通の人にはない力を持っている。この戦争も力が有るものそうでないものの戦いだ。この戦争で沢山の人が死んだ。俺も何人の死体を見てきた。首が無くなっていたり、胴が引き剥がされたり、大人子供関係なく死んでいったのだ。最近じゃ子供さらって何かしているらしい。俺の家族は父母が死んで妹と二人でこの地獄のような日々を過ごしていた。妹の名はルラ、俺はラト､ルラは10歳俺は15歳子供である。だから子供をさらっているやつからから逃げている。