別れと出会い

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その時、 ふと、目を横にそらした瞬間。 『それ』は突然の出会いだった。 翔『これ…なんだ?』 見た感じギターに近い。 だけど弦が4本しかない。 それに弦が太いし …長い? ガンリ『あぁそれ?ベースだょ✨』 …ベース? 聞いたことはある。 だけど実際、目で見るのは初めてだ。 俺は全身に電気が走り抜けていくような、 ドでかいハンマーで頭を殴られたような、 …いわゆる一目惚れ。 と言うやつだ。 ガンリ『ベースはバンドの中ではドラムと並んで曲の土台をつくる役目があるんだ✨ ムズイけどバンドにはなくてはならない存在だょ👍』 ガンリの言葉で俺はこれしかないと思った。 翔『俺…ベースしたいかも❗』 俺の胸にドキドキが帰ってきた瞬間だった。
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