家族?他人?

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    「はい、ここですよ」 2階の一番隅の部屋が永吉の部屋になる。     「ありがとう」   部屋は永吉が来るまで 何も使われてなかったから 殺風景な内装だった。   「結構広いな!何畳くらいあるの?」   「たぶん…8畳くらいかなぁ?…何か手伝いましょうか?」     「いや大丈夫だよ!ありがとな!明日か明後日荷物届くからそんとき手伝ってもらうかな!」   「………は~い、じゃあ私は戻りますね…「まだ話そうよ」   永吉は人の声を遮るのが得意なようだ。     「え?」   「いやだってこれから一緒に住むんだし、俺のこともゆうかちゃんのことも知っていかなきゃさ!」     「…はぁ、でも私ひとと話すの苦手なんですよ。」     「じゃあ俺が質問したことに答えて」   それならといったような顔で 優花は殺風景な部屋に入り永吉が座ってる床の近くに座った。  
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