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…………
入学式が終わり、各教室に移動する。
佳祐「あっちーな…」
俺は学ランの袖を捲くった。この季節に学ランは別にいいのだが体育館は暑すぎた。
教室に移動して席に座る。
???「みなさんはじめまして。私は今日からみなさんの担任になる関口博昭って言います」
そう言って関口は黒板に名前を書いた。
関口「じゃあ今日のHRは自己紹介をやってもらう」
そう言って男女交互に自己紹介をさせた。俺は六番目なので適当に聞いておく。
関口「じゃあ次は…坂本佳祐」
俺は立ち上がり教壇の傍に立った。
関口「君、学ランの袖」
関口に注意され、面倒ながらも袖を降ろす。
佳祐「坂本佳祐です。特技は野球と水泳くらいです」
そう言って礼をして席に座る。
関口「次…片山繭」
隣の女の子が立つ。
繭「えっと…片山繭です…趣味は…」
趣味を二、三言って礼をする。彼女が礼をした瞬間、なんか一瞬冷ややかな視線を感じた。
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