僕が…

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父さんは食中りで入院中。 そのため店番は専ら母さんがしている。 そうだ!まみにメール! 『今日は怒鳴ったりしてごめん‼』 それだけ書いて送った。 ボキャブラリーに乏しい僕はこんなメールしか書けない。上手い言葉を使えるのは物書きだけで十分だと思ってるし… すぐにまみからメールが返ってきた。 『こっちこそごめん‼ところでさぁ、明日暇かなぁ💕暇だったら久しぶりに二人で遊びに行こー✨』 デートの誘い!僕は『もちろん。じゃあ明日の11時に○○公園で!』 と返した。 まみとデートは久しぶりだな~ 一人で浮かれていると「これください」と声がかかって驚いた。 ベッドに入ってもなかなか眠れなかった。ずっと浮かれていた。 次の日の朝、起きたら11時だった… 11時!!やばい!遅刻だー!! 奇跡の五分でうちを出発! 十分遅れで公園に着いた。 「寝坊したでしょ。」 まみにイッパツで見破られた。 「はい…」 「まぁいいや!早く行こー!」 と言って腕にくっついてきた。 これって傍目から見ると恋人同士に見える!? 一人でにやにやしながらまみと一緒に歩きだした。
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