事故…神山智司…初日14:00

2/3
前へ
/29ページ
次へ
「はっはっは、君は神山さん家のお孫さんかい?知ってるよ。神山博さんだろう?」 「えぇ、そうです。おじいさんの博と、おばあさんの澄子です」 「君はこの春、高校生になるんだろう?ということは……君が小学校低学年、2年生の時に亡くなったんじゃないか?」 「そうです。よくご存知ですねぇ」 「え?あぁ、まぁな…」 「さすがここらの事は詳しい運転手さんですね」 「そう、そういうことだ。ハハハ……ん?あれは……?」 「えっ!?まさか……」 僕達の乗ったタクシーの前に、横転したバスが現れた……。
/29ページ

最初のコメントを投稿しよう!

25人が本棚に入れています
本棚に追加