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桜から舞い降りたのは…⁉
桜が満開の季節
陽射しが心地よくなんだかサボりたくなった俺は学校内にある桜の木の下でうとうとしていた。
あー…熟睡出来そう
突然、パキパキと言う音と共に桜の花びらが一気に舞い降りてきた
「ん?なん…!!」
「ひゃあっ」ドッサー!!「うぉっ!!」
「あたたた…あっ!!ごめんなさい」
いきなり桜の木から降ってきたのは女の子だった。
クリクリの黒目に陽に透けて栗色に光る髪は一瞬天使の様にも見えた。
「あの、大丈夫でした?」顔を覗き込まれて、ぎこちない返事をしてしまう…
「あ、ぅん」
桜の花びらをまとった彼女は急いでいたらしく、甘い香りと一緒に呆然とする俺を置いて校内へ消えてしまった。
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