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ああ、やはり俺は人から嫌われていたんだ…
担任の言われた事が、現実なのだと、嫌でも痛感させられた。
それからの日々は、一度たりとも、心から笑える事が出来なくなり、人の顔色を伺いながら、生活するようになった。
家では皆が家族のようではなく、まるで、他人同士が済むような家。この家には、「家族愛」というものは、存在しない。
学校では、忌み嫌われ、クラスには、俺の場所なんかなない。学校、家庭の板挟み、心休まる時など、一度もなかった。
俺の居場所など、どこにもない。俺は、この時から、光りの届かない暗闇を、さ迷う事になる
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