短篇一ノ刻 「林間学校」

3/19
前へ
/21ページ
次へ
澪「先生責めたって仕方無いし、早いとこあと二人集めて班作っちゃお!」 繭「そうだよね。ってか、私と澪は同じ班ってことになってるけど?」 澪「何言ってるの! 私たちが違う班になっちゃ話がおもしろくならないでしょ?」 繭「確かにそうだけどさぁ……」  わがままなお姉ちゃんはほっといて、早く見つけなきゃ。先越されちゃうよ。 扇奈「あ、澪ちゃ~ん、一緒しない??」  迷っていると、親友の扇奈が、春妃を連れて私に話しかけてきた。 澪「あ、扇奈! ちょうどよかった! あと二人で班が完成するとこだったの~!」 扇奈「わぁ♪ だったら決まりだねッ! 春妃はいいかな~?」 春妃「うん♪ 大丈夫だよ! ってこの四人、最高の顔ぶれじゃない??」 扇奈「あっ! 改めて見ると! 確かに! 最高ぅ~♪ 夜が楽しみぃ~♪」  二人は、笑いながらとてもうれしそうにはしゃいでいた。和むなぁ~(*^^*) 先生「よぉし、決まったらしいな。お前らスゴイぞ! さすが俺の生徒だ!」  先生は腕を組みながら誇らしげに言う。とても幸せそうだった。よかったね。
/21ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加