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ツナの場合
「任務終わったよ」
すっと報告書が差し出され
「お疲れさまです。雲雀さん」
ツナはそれを受け取りながらじっと雲雀の顔を見つめる
「…何?」
「いっ、いえ…‥怪我はなかったのかなぁって…‥」
「ないよ」
あたりまえじゃないっという言い方にツナは苦笑しながらもほっと息を吐いた
「そんなことよりどうしたの?」
「へっ?」
突然の問いに保うける
「なんかそわそわしてる」
「はっ、はぁ!!そっ、そうですかっ?!」
「うん。で何かあったの?」
何でもお見通しな彼にツナはふふふと照れ臭そうに笑ってすっと綺麗に包装された小包みを差し出す
けれどイベントに疎い彼はそれにきょとんと首を傾げた
「?」
「これ…‥雲雀さんにって///」
チョコ…です、と付け加えると理解したのか、ああ、っとふっと綺麗に微笑む
「ありがとう…食べてもいい?」
「////」
こくりと頷く
しゅるりと紫色のリボンがとかれ、少し不恰好なチョコレ-トがあらわれた
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