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那加は、僕の物…
あんな…女に渡すもんか…
『いやあ~やめてっ!!薫君』
「…嫌だね。お前が死なないと…僕は、幸せになれない」
グチャグチャ…ゴリゴリ
美佳の切断した、腕を包丁で原型を留めない程に刻んでやった
美佳が絶叫するけど、意識は飛ばなかった
泣きじゃくりながら、僕に命ごいする
『…ぅ…はっ…ど、してっ…』
「…僕の那加を横から奪うから…お前が彼女なんて、認めない…」
『…那加、は、薫…くんのっ…好き、よ…』
「違う…!!恋愛感情として好きじゃないと、ダメなんだよ!!分かれよ。泥棒猫がっ」
怒り狂った僕は美佳の足も切断してやった
美佳の絶叫が僕には快感だった…もっと、もっと苦しめ…簡単には死なせない
ノンケな那加は、絶対…僕を好きになるわけないんだから…
美佳の血を全身に浴びながら、ゆっくりと殺してやった
でも、美佳が死ぬ前に、言った言葉が頭から離れない…
『…那加は…薫…くんっ、を…愛してるっ…』
まさか、そんなハズない…
那加は、ノンケだ…
ホモじゃない。
美佳は、僕に嘘ついたんだ。
じゃないと…俺が美佳を殺す理由なんてない…
僕は…隣に横たわる、元は人間の形をしてた肉の塊の隣に座り込み、ぼっーと…時が過ぎていくのを見ていた
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