魔神の眼

新たなる世界

「風の都には・・・・・君に行ってもらおう」

メシアは、部屋の奥を見ながらニッコリと笑った。

「ロード」

暗闇の中から、ロードが姿を現した。

「わかった」

ロード：『死神(ﾀﾅﾄｽ)』

元々、騎士団の一員ではなかった為、騎士の称号は貰えなかったが、死神と呼ばれ、抗う者を駆逐する役割を与えられた。

能力『死眼』：目があった者を即死させる事が出来る。

「ハイドはゆっくりと傷を癒やして」

「すまん」

ハイド：『爆撃騎士』

能力『爆撃』：触れたモノを爆弾に変えることができる

「ムゲン、手当は任せるよ」

ムゲンは、黙って頷き、ハイドを担ぎ上げた。

ムゲン：『粉砕騎士』

能力『粉砕』：触れたモノを粉砕する

「さぁ、始まるよ。僕らの世界が・・・・・」

メシアは目を輝かせていた。

メシア：『神童』

能力『時間(ﾀｲﾑｷﾊﾟｰ)』：時間を自由自在に操る事ができる

神が倒れ、神童と呼ばれし、王がオリシスを統べる。

その世界はどうなるのかは、誰にも分からない。