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リリィシアはリフリーと握手をしようと手を差し出したがリフリーの顔を見て驚いていた。
「あなた、森の神官のリフリーさんですか?」
ニッコリ微笑みを浮かべ、頷いてみせる。
「やっぱり」
「え?なにリフリーさんってすごいの?」
「お兄ちゃんって、バカなの?」
「え!?」
ソラは本気で落ち込んでいた。
「ソラはバカじゃなくて世間というものを知らないのよ」
ナナリーはコクコクと頷いている。
「あ、そうだわ。ソラ君、あなたを明後日に行われる収穫祭に招待したいと思うのですがご都合は?」
「収穫祭?」
「あ、あの・・・私も行ってもいいですか?」
「もちろんよ」
リフリーは即答した。
「じゃあぜひ参加させてください」
護衛の憲兵かリフリーに近づいてきた。
「それでは明後日、森の神殿でお会いしましょう」
リフリーはおじぎをして立ち去った。
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