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会場にはすでに大勢の招待客がおり、にぎやかなムードであった。
ソラがキョロキョロと会場を見渡している。何かを探しているようにも見えた。
「ちょっと、ソラ、あんまりキョロキョロしないでよ」
「いや・・・!!!!」
何かを見つけ歩きだした。
「え?どこ行くのよ!?」
「リリィシア、ここからは別行動だ」
そう言ってソラは料理が並ぶ机へ走り出した。
「あのバカ・・・」
リリィシアは頭を抱えてしまう。
「あいつは戦力としてはアテにできない。私が頑張らなきゃ」
リリィシアは会場の奥の方へ行くことにした。
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