陰謀の結末

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「・・・・・でも、大暴れしてくれたから、あなたを見つけられたわ」 女性は、そっとルディの頬に手を伸ばした。 そして・・・・・。 強烈なビンタを一発おみまいした。 「ここから逃げる時、よくも私を見捨てたわね」 「す、すまん!?やられたと思って・・・・・」 「あなたよりも、格段に強い私がやられる?・・・・・理解不能ね」 ルディに飽きたのか、女性は銀次に目をやった。 「・・・・・刀を持ったあなた」 「ん、何だ?」 「あなたには、まだ病み上がりなのよ。これ以上の戦闘は認められないわ」 「あんた、いきなり現れて命令か?一体何者だ?」 完全に外野に追いやられたソラ達が、一番知りたいことだった。 「・・・・・私はウィンディよ。・・・・・神が創りだした魔眼使いの一人」 「え、それって?!」 “神が創りだした魔眼使い”と聞いて、ソラが声を上げた。 そんなソラにウィンディが目を向けた。
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