6724人が本棚に入れています
本棚に追加
「・・・・・でも、大暴れしてくれたから、あなたを見つけられたわ」
女性は、そっとルディの頬に手を伸ばした。
そして・・・・・。
強烈なビンタを一発おみまいした。
「ここから逃げる時、よくも私を見捨てたわね」
「す、すまん!?やられたと思って・・・・・」
「あなたよりも、格段に強い私がやられる?・・・・・理解不能ね」
ルディに飽きたのか、女性は銀次に目をやった。
「・・・・・刀を持ったあなた」
「ん、何だ?」
「あなたには、まだ病み上がりなのよ。これ以上の戦闘は認められないわ」
「あんた、いきなり現れて命令か?一体何者だ?」
完全に外野に追いやられたソラ達が、一番知りたいことだった。
「・・・・・私はウィンディよ。・・・・・神が創りだした魔眼使いの一人」
「え、それって?!」
“神が創りだした魔眼使い”と聞いて、ソラが声を上げた。
そんなソラにウィンディが目を向けた。
最初のコメントを投稿しよう!