6724人が本棚に入れています
本棚に追加
振り返った一同は驚愕した。
振り返った先には、メシアが立っていたのだった。
「ハァ、ハァ、ハァ、ヤってくれたね。僕以外は、みんな流されちゃったよ」
「・・・・・で、どうすんの?・・・・・やるの?」
ウィンディがメシアと対峙する。
「別に、君らを生かしておいても僕の計画に支障はなさそうだ。行きなよ。でも、次、会う時は殺すからね」
そう言いながら、メシアはニッコリ笑った。
ウィンディはそんなメシアに中指をたてた。
「あんたが創る世界がクソだったら、今度はあたしがあんたの世界を壊す」
それを聞いたメシアは、身を翻して、どこかへ歩いていった。
ソラ達はメシアがいなくなるまで、動けずにいた。
メシアがいなくなるとウィンディが振り返った。
「さっさとここを出るわよ!!」
そう言うと、ウィンディはズカズカ1人で歩いていってしまった。
その後を、やれやれといった感じで付いていった。
最初のコメントを投稿しよう!