第二章

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二本の黒い剣がアレンを襲う。 アレン「グハァ!!」 アレンの両翼に一本数刺さる。 アレンの両翼から血が流れる。 大量に……… ナイフ「ラスト一本……」 ナイフが手を下げる。 最後の一本の黒い剣……… アレンの心臓に向かって一直線……… アレンに避ける術はなかった。 黒い剣はアレンの心臓に綺麗に刺さる。 アレン「クァハ!!!」 アレンの口から血が垂れる。 アレン「負……け…て……たまるかぁ!!!!」 アレンの傷口がみるみる回復していく。 血が口から垂れながらゆっくりと立ち上がる。 ナイフ「!!」 アレンはナイフの背後に回り込んだ。 アレン「玲奈のぶんだ!!!」 アレンがナイフに殴り掛かると同時に パリーン!! と黒い霧 ダークホールが割れた。 ナイフ「時間だ……次会う時命はないと思え」 ナイフは闇に紛れてどこかに消えて行った。 アレン「クッソォ!!!」 アレンの声は枯れるまで響いた。
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