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アレン「俺は…強く、強くなってやるんだ!絶対に絶対に強く!!待ってやがれ魔物達!!そしてミラ!!!!!!」
アレンの声は先程とは打って変わってとても良い声だった。
アレン「玲奈、優、キアラを護って見せるいや護らなきゃいけないんだ!!仲間……仲間を助け、護れる奴になってやるんだ!!!」
更にアレンは声を高々にあげた。
「……力が欲しいのか……?」
アレンは周りを見渡すが辺り一面草原が広がっている。
誰もいない……
誰かいるとしたら見える筈だ。見渡しが良いから
しいて言えば、木の影でキアラが休息をとっていただけだった。
「……もう一度言う、力が欲しいのか……」
アレン「お前は一体誰なんだ……」
アレンが不自然そうに答えると
「そんなことは聞いてはないそれはお前が答えを言えば解ることだろう」
アレン「だからっ……
アレンの言葉は途中で切られた。
「もう一度しか言わない
必要としているのはお前自身の答えだ」
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