第二章

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アレンは仮設を建てる。 アレン(二つ…… 一つはナイフ達と同じ魔物で俺を誘っていること まあこっちは多分違うと思う。 こっちが本命 ナイフが言っていた言葉を思い出す。 完全覚醒…… 完全覚醒の詳しい中身は知らない。だが もしこいつが俺自身の中に居る龍(ドラゴン)だとしたら………) 考えれば考えるほど解らなくなって来る。 そう考えている内に時間が経つ。 「力が欲しいのか?欲しくないのか?」 静かな口調が段々怖くなり始めている。 アレンの目が変わり何時になく真剣な目をして言う。 アレン「俺は力なんて欲しくない……俺が欲しいのは仲間を護る力…… これは人から貰うもんじゃない…… 自分で作り上げていかなくちゃいけないと思う。 俺は魔法は使えないけれど龍の力を使える。 この力をもっともっと使い熟せるようになればこれが仲間を護る力になるんだと思う。 言ってる事は分かんない文章だけど これが俺の考えだ」
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