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どこかからふぅーと言うため息が聞こえた。
威勢の良い声でこう言った。
「流石我が主よ!」
アレンの顔はキョトンとしている。
そしてアレンは驚いた様子で聞き返す。
アレン「はぁ!?」
「先程の数々のご無礼すまなかった。主よ」
アレンはまだ意味が分からない。
アレン「え……あ……」
言葉にならない。
「はぁーまだ分からないのかー」
棒読みで言う。
アレン「もしかしてもしかしちゃうと貴方は……
龍?」
アレンは仮設を立てて当たってしまって本当かどうかも分からなくなってしまっている。
龍「そうだ姿はないから心に問いかけていた」
アレン「でもなんで急に……」
龍「ああ……父、お前の父親ダイヤ・グリホードからのお願いだ」
アレン「俺の親父は死んだんだぞ…俺が大怪我をしたあとに……」
龍「まあ全てを話してもいいだろう……」
アレン「親父の事を知っているのか!?」
龍「まあ待て全て話してやるから……」
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