第二章

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口論の末 ダイヤに龍の血を投与することが決まった。 今までの経歴を見ると、グリホード家の血筋は龍の血に適していることがお分かりだろう。 ダイヤの血にはミラと同じ龍の血が混ざるようになってしまった。 しかしそれと引き換えに 生 生きる道が生まれた。 ダイヤの生活は余り変わらなかったが 周りの人間は皆、軽蔑をした。 だがダイヤには耐えられた。 そう愛する妻と赤ちゃん(時期にアレン)がいたから。 ダイヤに龍の血が投与され、約五年が経った。 アレンはもう赤ん坊ではなく、無邪気な子供だった。 その頃アレンには災難が訪れる。 アレンが一人で買い物に行ったとき、 火の魔法を受けた。 突然の事だった。 ずっとダイヤに因縁があった大人によって攻撃を受けた。 龍「あまりこの辺の事はわからないがまあ直接見たわけでもない……」 アレン「そう確かに俺は火の魔法を受けた。その後の記憶はない……あるのは親父が死んだことだけだったんだ」
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