204人が本棚に入れています
本棚に追加
アレン「ところで龍、お前はなんでこんなに詳しいだ?」
龍「詳しいも何もないぞ半分は見ているからな」
アレン「誰なんだよお前は……?」
龍「しいて言うならお前の父親だな……」
アレン「お前は……瀕死で見つかった龍で親父の中にいた龍……」
龍「ご名答だまあダイヤと呼んでくれ」
アレン「ああ、でもなんで俺の中にいるんだ?」
ダイヤ「まあ話しを聞け」
またダイヤは語り始めた。
ダイヤ(父親)「全ての責任は俺にある……」
か細い声で妻に言う。
妻「貴方は悪くないわよ………」
妻も顔が死んでいた。
ダイヤ(父親)「俺は死をもってアレンを助ける……」
妻「そんな……」
ダイヤ(父親)「俺の血をアレンに渡す。そしてお前はアレンを俺の分まで沢山沢山愛してやってくれ。それじゃ次会う時は俺はアレンの中でな」
ダイヤ(父親)は妻の心臓に指を指す。
妻「ダイ…ヤ…ダメ死んじゃダ……メ」
妻は泣きながら訴える。
ダイヤ(父親)「俺は死なない。俺はアレンの中と
お前の心の中に生き続けてるから」
笑ってダイヤ(父親)言う。
それがダイヤ(父親)の人生最後の妻に贈った言葉だった。
最初のコメントを投稿しよう!