第三章

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アレンは途方に暮れていた。 龍の力が使えなくなっていたのだ。 アレンはダイヤに聞こうとしたがダイヤからの応答は無い。 アレンは脳に流れて来た魔法………だが 使えない。 アレンはこの事も気にしていた。 知りもしない魔法を知っていても魔力の関係で発動することができない。 何故なのか……? アレンは優にも聞いてみたが物知りの優でさえ全く分からない。 何故なのか……? 玲奈はというと 怪我は大部分は治りかけていた。 流石魔法の世界、治療も全て魔法であるから 治り方も尋常じゃない速さで治ったりする。 玲奈は自分の愚かさをナイフとの戦いで身を持って知った。 あの時、キアラが居なかったら 私はここにはいないだろう等 マイナスな思考しか浮かばない。 だが玲奈も玲奈なりに分かっている。 まだ自分は弱いって事を まだ強くなれる。 いや強くならなきゃいけないんだ!!と分かっている。 上級の魔法は普通に使える用にならなければいけない。 魔力の絶対値を増やさなきゃいけない。 やることは沢山ある。 そう私は皆に助けられていてばっかだ。 だから私は強くなるんだ。
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