第三章

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ハァハァハァ アレン(くそっ!龍の力を使えたら……) 俺は走った。 走っている最中には いらない妄想ばかりが頭に浮かんでくる。 それも嫌な妄想……… 今の俺にはまた玲奈が殺されかけている映像が流れている。 最悪だ。 でもそうならないために俺は走る。 今の俺に玲奈を助けられないかもしれないでも 俺は 走らずにはいらんないんだ 大切な仲間を護るために! そう思った瞬間に懐かしい声が聞こえた。 ダイヤ「さぁ唱えろ呪文を仲間を助けるんだろ!」 アレンはどうして!? と思ったがいち早く玲奈の元へと行きたかったためまた今度聞くことにした。 アレン(………今ここに龍の力を解放!!) アレンの背中には前とは違う もう一回り大きい翼が右と左に生えた。 ダイヤ「今は翼だけで充分だろさぁ行くぞ」 アレン「先ずはギルドだ」 アレンの顔には笑みがこぼれていた。
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