カラの涙

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キルアもそれを手伝う。 意外とカラは軽かった。 まるで小さな子供を持ち上げているよう。 「みんな、ありがとう」 神殿に着くと、議長が礼を言う。 『無事直るといいね』 口々にそう言い、その場をあとにする人々。 だがキルアだけは、気になってカラをずっと見ていた。
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