カラの涙

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「同じ仲間同士、何かしら通じているんだろう…ん?」 シャイアルの言葉を遮るように、神殿の中に何かが入ってきた。 見ると荷車を持たない二体のカラが、こちらへ向かって歩いてくる。 「これは…どうしたことか」 市場とウルグ間のみ走るカラが、ここへ来るなんて…! 二人は驚き、その場に立ちすくんだ。
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