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夕食を食べ終わり、共同作業で片付けをした後、部屋に戻った。
教科書とノートを開いてみたけれども、何をしようとする気にもなれない。
さっきから携帯電話が気になっているのか、そちらばかりを見てしまう。
落合百合の事を考えてしまう。
メールしてみよう。
そう思い、メールを送信した。
内容は神谷がいつも僕に送ってくるものとほぼ同じだった。
メールが返って来るまでの時間はとても不安で、ずっと携帯電話を見ていた。
数分後、メールの受信音が鳴った。
携帯電話を開けてみると、落合百合からのメールだった。
内容を見るなり、僕は素早く文字を打った。
送信し、メールが返って来るまでの時間がもったいないので、予習をした。
メールが返ってきて、内容を見て、メールを打ち、送信する。
また、予習をやるというサイクルを続けた。
僕自身、これがなんなのかはわからない。
これが「恋」というものならば、これは初恋だ。
この状況が良くなる事を僕は願った。
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