佐倉航平(10days after)

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そのシロの肩を優しく撫でながら、後ろから伊藤サンが囁く。 「それとも、最初から?だったら早く言ってくれればよかったのに。」 「‥違います‥。」 「じゃあ、この痕は?SMプレイの証拠じゃないか。」 「違います!」 「普通のセックスには飽きてしまって、ちょっと変わったコトがしたかったんだろ?」 SMプレイ‥。 趣味‥。 変わったコトがしたかった‥。 頭の中を、ぐるぐると言葉が巡る。 違う‥。 違うのに‥反論出来なかった。
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