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絵は祖母から習った。
祖母は昔から絵を描くことが好きだったらしく、彼女の描く絵はどれも芸術性に溢れていた。
そんな彼女の描く絵を見て真似る。
幼さから、全て明らかに下手な絵となる。
それでも祖母は俺を笑顔で褒めた。
俺はそんな祖母の笑顔が見たくて色んな絵を来る日も来る日も書いた。
空や川、鳥、動物、樹、果ては想像の世界の風景。
それらを祖母は全て褒めてくれた。
いつの間にか俺自身、絵が好きになっていた。
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