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昼休憩も終わり午後のあいさつで新人の男の子の紹介が始まる。
三人の男の子が目の前に並ぶと、ジーンズメンバー全ての人が見入っている状態になる。坪田の話が始まるのを、待ち望んでいる感じになっていて笑える。
「では、今日から新しくジーンズメンバーとして働いてもらう三人を紹介したいと思います。じゃあ、松山くんから横に順々に挨拶してくれるかな」
「はい解りました。松山真哉(マツヤマ シンヤ)といいます。これから、よろしくお願いします」
『お願いします』
松山君、男前じゃし~!小麦色に焼けていてガッチリ系で喋り方もハキハキしていて頼もしい。
年下だけど頼りになりそうな感じがするけど、ハニカンダ感じが可愛い。
「えっと…川島健太(カワシマ ケンタ)といいます…お願いします…」
『お願いします』
あ~松山君と違って細身で色白で、なんか頼りない感じだけど初々しくていいなぁ~!お世話をしてあげたくなる感じで、男の子にしては可愛い顔してるし!!
「僕は、御崎和徳(ミサキ カズノリ)といいます。これから、色々教えてください。宜しくお願いします」
『お願いします』
私は、御崎和徳君の挨拶が始まった瞬間、心がズキッとした。
胸が切なくなり何かが頭を過ぎった気がしたけど、初対面の相手の事なんて私が知るはずもない。
見た感じは、細身ではあるけど川島君ほど細くもなく少しガッチリしている。
色白でも小麦色でもない感じ。
なんとなくだけど、松山君と川島君の中間って感じだろうか。
顔は相当のイケメン君。
私目線だから何ともいえないけど、普通より男前なのは確かだと思う。
2人と違って冷静沈着な感じで礼儀正しい雰囲気。
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