出会い

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今日の仕事は定時終了。 みんなで新人の男の子について語りはじめだした。 「美津子な~まいちゃんが教えていた川島君がいいわ~」 「えっ、そうなん?可愛いけど、ボソボソっとしか喋らないのがねぇ~確かに仕事はできるからいいけど…」 「それでもいいんよ。なんか、育ててあげたくなる感じが楽しそうで!」 「へ~そんなもんかな~?浦ちゃんとフジコちゃんはどうだったん??」 「浦ちゃんは幸せよ」 「えっ、どうしたん!?何があったん?」 浦ちゃんの発言に、みんなの目が点になる。 何が、どうしたら幸せになれるのかが気になる。 「松山君たくましくてカッコイイのよ~あの腕にギュッとされたいわ~」 おいおい浦ちゃん大丈夫なん? 君も旦那と子供がいるでしょ! 私も人のこと言えないか… 「どんだけ~!!」 まいちゃんがナイスタイミングで突っ込みを入れ、みんなが笑いだした。 「確かにたくましいよね~松山君は」 ともちゃんもクスッと笑いながら納得したかのように話す。 浦ちゃんの言い方が、ただの憧れ的な感じに取れるから笑いにできるんだと思う。
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