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『なんだよー!慶太また、あの男女と話してたのかよ』
慶太『あ~。悪い?』
華は自分のクラスへと足を動かした
『慶太あの男女が好きなの?』
慶太と友達の会話を聞くハズではなかったが 廊下まで声が響いてくるので
話が気になり立ち止まった
慶太『ちげ~よ!なんで俺が男みて~なの好きになんなきゃいけねぇんだよ!アイツは友達だよ。俺は髪が長くて、口調も、フンワリした女の子がタイプだね。アイツは恋愛対象外!』
"恋愛対象外"この言葉を凄く強調していた
『じゃ男女が髪型変えてフンワリなったら慶太どする?』
慶太『考えらんねぇ。アイツは俺にとってずっと男扱いだよ、これから先、一生、女に変わることはないね!』
"恋愛対象外"
"男扱い"
"女に変わることはない"
華の心にヅキッと突き刺さった
悔しい
見返したい
女の子に なってやる!!
そんな思いを抱えながら高校生となった
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