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開発経緯 初期国産戦車『八九式中戦車』(西暦1929年(皇紀2589年)正式採用)は1930年代初頭に大日本帝國陸軍は『機械化兵団構想』に基づき各師団へ装輪自動車(字のごとくタイヤ装備の車。無限軌道(キャタピラ)式ではない)が配備され始めた際、最高速度が25km/h(実用速度は8km/hとも言われている)の為にトラック隊に追上できなかった。 その上、この低速では敵の追撃もできず、歩兵支援戦車と使用されたが歩兵部隊についていけないこともあったらしい。(地形的問題か歩兵が先で述べたとおりトラックに乗っていったからかは不明) そんななか、トラックとの共同作戦の可能な『機動戦車』と呼べる戦車の必要性を感じた大日本帝國陸軍は1933年(皇紀2593年/昭和八年)に三菱重工に開発を委託した。
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