解説

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実戦・評価2                                       しかし、傑作戦車と言われていても戦闘力第一主義の日本兵器らしく居住性に難があり、狭い砲塔は37粍砲と九七式車載重機関銃がつまれており、それを車長一人が操作するため、砲塔後部の九七式車載重機を取り外した車体もあった。              さらに、薄い装甲は場所によっては(車体後方など)小銃弾でも貫通することがあり、『敵の対戦車砲が直撃したが右側面から左側面へ炸裂せずに貫通したおかげで助かった』と言う戦車としては微妙な逸話もある。                                       ちなみにシャム(タイ王国)に50両輸出されていた                                      追記             米戦車の装甲を37粍砲で貫けないために、体当たりをかけて崖から突きおとすまでして応戦したという話があります。                      本土決戦のために音をたてないために機動輪を手で回し、敵戦車にカタツムリのような速度で接近し奇襲/夜襲する訓練が行なわれていたという話もあります     あと、米軍等は土嚢を積み、応急的に防御力向上をしていた写真があるにもかかわらず、日本軍でそういう写真はない… 理由は『《天皇陛下から賜った兵器》に異物を付けることをよしとせず』という風潮があったかららしいです
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