幼なじみ

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男は少女をバイクの後ろに乗せると走り出した。バイクは暫く走るとある学校に着いた。 「エリお前日数ヤバいから先に行きな。俺は多少融通きくから。」 『ありがとう雪!じゃあまた後でね!』 少女は校舎に向かって走っていった。男はバイクを押しながら駐輪場へ向かい、バイクを停めると自分の教室へ走った。    ガラッ 「皆川雪です。はよ~ございます。」 〈皆川、10分遅刻だぞ?他に言うことないのか?〉 「まぁまぁ岩ちゃん今日は多めにみてよ。」 〈ったく。今後気を付けろよ。〉 「サンキュー」 担任と話を付けた男は悠々と自分の席に座りすぐに机に突っ伏した。そのまま授業も聞かずほぼ1日中寝ていた。
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