108人が本棚に入れています
本棚に追加
「でも、あの子ったら家の中に行ったのよ?」
「だったら、家からいい匂いがするからお腹が空いてつまみ食いに行ったのかもよ?」
「なら、尚更ダイアナを捕まえてなきゃいけないじゃない。アリス、ダイアナを放っておいたら誕生日のご馳走を全部食べられちゃうかもしれないわよ?」
ダイナはアリスをからかうように言った。
「それはイヤ!!」
「まぁ、しょうがないからお姉ちゃんが食いしん坊アリスのためにダイアナを捕まえに行ってあげるわ」
「食いしん坊じゃないもん!」
ムキになるアリスを見てクスクス笑いながらダイナは家の中へ入っていった。
最初のコメントを投稿しよう!