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薄気味悪く笑いながら淡々とした口調で意味深な事を告げる少年にアリスは不気味になり、少年から距離を取ろうと一歩下がった。
しかし、アリスが一歩下がるにつれ、少年が一歩前に踏み出すために距離は広まらなかった。
アリスは怖くなり、怯えながらも少年に言った。
「あなた、誰?どうして私の名前を知ってるの?」
少年は今度は薄気味悪い笑みを止めて、ニッコリと笑い、言った。
「ボクの名前は白兎。怖がらないで?ボクは君に何もしないから。」
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