6人が本棚に入れています
本棚に追加
次の日僕は、君の家へ向かう。
朝起きて、窓を開けて、、それが君の日課。
今朝も君は、日課をこなす。
ふと、いつもとは違う日常に、表情を歪ませる…
何って
僕の存在だよ。
「な…何してるのよ!!」
「今朝、、。も。綺麗だね」
とりあえず笑って見せた
「どうしてそんな怖そうな顔をしてるの?僕は君のみかた。君のことならなんでもわかるのに…」
今度は君に、隠しカメラから引き抜いた写真を見せる。
寝ている君。
着替える君。
お風呂に入る君。
ご飯を食べる君。
どれも、僕が持っているはずのない写真(もの)だ。
「な、なんで…?」
泣きそうな君の絞り出すような声…
なんで、ってね
いつでも見てるから…ね…
「いつでも一緒だよ」
精一杯笑ったつもりだったのに
君はすごい勢いでカーテンをしめて
もう開けてくれはしなかった…
最初のコメントを投稿しよう!