白い皇帝

頂点決戦の最中に…

TEL『ん。そういう事か…まぁこんな俺だけど、宜しく頼むよ…マシンは？…そうか。頑張るよ。じゃあ午前２時に…了解。』

━━━午前２時…

『ここかな？』

ボォォォ…ｫ… …バン！

『来てくれたか！！良かった！』

『当たり前だよ！あのカミカゼに手が届くんだから。…で？マシンは？』

『あれだ』

『… …ほぅ…ＦＤと来たか…』

『わりぃな。外装は急いでたもんで、ウィングしか用意出来なかった』

『外装なんざどぅだって良い。問題は中身だっ』

『問題ない。バリもんだ。暴れてこい』

『ハイヨ。あんなボンボンに負けたくねぇやぃ。…おぉっと…カミカゼのお出ましだぜ？』

ブォォァアァァァアァンン.....ｫｫｵ. ｶﾁｬ…バン！

『やぁやぁ君達。ご機嫌はいかがかな？』

『…』

『まぁまぁそう焦るなって！夜は長い。心配すんな。今日は楽しい仕掛けを用意した！存分に楽しむが良い！』

『おい！仕掛けってなんだよ？』

『…見てりゃあわかるさ…』