僕と私

2/3
前へ
/3ページ
次へ
私は僕が心配です だから私は願うのです 僕は私を助けてくれました 怪我をして横たわってる私を皆は気を止めず通り過ぎてく中 僕は私を優しく包み込み 手当てをしてくれました 直ぐには飛べなかったけど 徐々に傷は癒え その間も僕は私を心配してくれて 私は再び飛べるようになりました 私は僕に会いたくて 飛べるようになってからも僕の家の周りを飛んでました 学校に行ったり 友達と遊んだり いつも見ていました ある日の夜 僕の家に白と赤の車がやって来て 僕はその車に乗ってどこかに連れて行かれてしまいました 私はその車について行って どこに行ったかまでは分かりました でも しばらく僕を見かけることはできなかったのです 何日かして 僕のお母さんを見かけました 泣いていました 人間の言葉は分からないけど とても悲しんでいるみたいでした 私は知り合いの九官鳥にその言葉の意味を聞いてみました 私も涙が止まらなくなりました 私は僕が心配です だから私は願うのです
/3ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加